平成27年7月末日をもって日比谷南法律事務所より独立し、
同期の友人である宇田川春菜弁護士の助力を得て、京橋総合法律事務所を開設いたしました。
日比谷南法律事務所では依頼者様や同僚に恵まれ充実した日々を送っていましたが、
熟慮の末、弁護士10年目、35歳を迎えた今年、
弁護士を志した当初からの夢であった独立を実現させることとしました。
昨今、司法試験制度の変更により弁護士大増員の時代が到来し、多くの法律事務所が組織を拡大しつつあります。
経営の合理性や継続性を考えれば、そのような選択はもはや必然であるとも思われます。
しかし、私達の取り扱う仕事にひとつとして全く同じものはなく、また弁護士の能力や資質も千差万別です。
本来、弁護士の仕事は画一的処理、大量処理になじまないものです。
そこで私は、「私をご信頼頂いた皆様には、私自身が責任を持ってその期待に応える」ということを信条とし、
一つ一つの事件に自ら真摯に向き合いたいと考えています。
一見時代錯誤に映るかもしれませんが、それが依頼者の皆様にご満足頂くための最善の方法であると考えています。
一方で、紛争解決においてはスピード感を重視し、紛争に至る前においては積極的な助言や情報発信を行うなど、
時代に即したリーガルサービスの提供を目指します。
今後も、これまで力を注いできた各種損害保険事故、不動産関連事件、一般企業法務を柱として、
依頼者の皆様に貢献できるよう尽力させていただく所存です。
新事務所は、京橋駅および宝町駅より徒歩2分、東京駅、銀座駅、日本橋駅からも徒歩10分以内の場所にあります。
小さな事務所ではありますが、お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄り頂ければ幸いです。
今後も変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます。
弁護士 松浦 裕介