松浦裕介弁護士が執筆に参加した書籍「事例に学ぶ労働事件入門」(共著・民事法研究会)が発刊されました。
松浦は総論の監修を担当いたしました。
同書は、総論において典型的な労使紛争の類型とこれに役立つ基礎的な法律知識を解説し、
各論では労働解雇、残業代請求、ハラスメントなど、労使間に起こる様々な問題を取り上げ、
交渉、労働審判、仮処分、通常訴訟等の手続きを経て解決していく過程をケーススタディ方式でご紹介しています。
法律家のみならず、企業で人事労務を担当される方にも読みやすい内容になっているのではないかと思います。
労使間の紛争は従業員にとっても会社にとってもその命運を左右する大きな問題であり、
紛争が先鋭化、表面化する前に適切な対処をする「予防法務」の重要性が非常に大きい分野と言えます。
また、一般の方の感覚と、法律の規定および裁判所の感覚との間に開きがある分野であるとも感じます。
労使間で紛争が生じたとき、あるいは生じそうなときは、お気軽にご相談を頂ければ幸いです。